バズマーケティングとは
バズマーケティングとは、口コミを利用したマーケティング手法です。宣伝広告にマスメディアを利用せず、口コミを利用するという点では、バイラルマーケティングと同義に用いられることも多いのですが、両者は異なるものです。最大の違いは、バイラルマーケティングが口コミの自然的に発生することを図るものであるのに対し、バズマーケティングは口コミを人為的に発生させることを狙っているものであるということです。
バズマーケティングの利用手段
バズマーケティングにおいて、その手段としてはインターネットや携帯電話、そして特に、ブログ・SNS・BBS・ポータルといったオンラインコミュニティが利用されます。それらを利用して、成功した暁には、短期間で数万、数百万といった規模の口コミを広げられるからです。そして、販売ターゲットを明確にし、ターゲットとする消費者層に強い影響力を持つ人(インフルエンサー)を選定することによって、口コミを人為的に発生させます。もちろん、商品やサービスがインフルエンサーに「良い」と評価してもらえることが大前提です。
バズマーケティングの具体例
例えば、美白効果のある新しい化粧品を売り出したいとき、ターゲットに30代、40代の主婦、そしてインフルエンサーには、人気主婦ブロガー、ターゲットがよく読む雑誌に登場するモデル、カリスマ主婦などを選びます。発売直後にインフルエンサーを化粧品を使ってもらい、使用感や印象について、情報を発信してもらうと、「憧れのモデルやカリスマ主婦が使っている化粧品」ということで、主婦が飛びつき、話題になるのです。
再び見直されたバズマーケティングの有効性
従来のマーケティングコンセプトにおいても、オピニオンリーダーやインフルエンサーなど、影響力の強い人には、情報を伝達することが重要だとされてきました。その意味では、バズマーケティングは決して新しい手法とは言えません。しかし、インターネットや携帯電話の普及とともに、口コミも電子メディア化し、そのスピードが増し、範囲が広まり、情報の専門性も深まりました。あらゆる商品・サービスの一番の購入動機は、企業による広告でも、店頭での推奨でもなく、友人・知人からの口コミとなっています。
バズマーケティングは使い方に注意
しかし、インフルエンサーに対価を支払うなど、より意図的に口コミを発生させる場合は、マーケティングの一環であることを明確にしておかないと、かえって逆効果になることもあります。ある商品の販売会社の社員が、バズマーケティングを行うべく、一消費者を装って口コミを起こそうとして、猛烈な批判を浴びたというような実例があります。
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